本宮 廉子 ソプラノ
日本大学芸術学部音楽学科卒業。同大学院修了。フランスにて夏期国際アカデミーを受講。ヘンデル「メサイア」、バッハ「マタ イ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、ハイドン「ネルソン・ミサ」、モーツァルト「ハ短調ミサ」、「戴冠ミサ」、ベートーヴェン 「オリーブ山上のキリスト」、「第九」、ブラームス「ドイツレクイエム」、フォーレ「レクイエム」、プーランク「グロリア」 等にソリストとして出演するほか、フランス歌曲、日本歌曲を中心とした演奏活動も行う。現代作曲家の作品演奏・録音にも多数 参加。「レクイエム~あの日を、あなたを忘れない」(上田益作曲)を2012年プラハにて、2014年にはウィーンの聖シュテファン 大聖堂にて演奏。第16回日仏声楽コンクール入選。丹羽勝海、酒井伊吹子の各氏に師事するほか、L.ヌバー、D.ボールドウィン、 E.アメリンク諸氏のレッスンを受講し研鑽を積む。モーツァルト・アカデミー・トウキョウ(MAT)、ヘンデル・フェスティバ ル・ジャパン(HFJ)室内合唱団メンバー。日本ヘンデル協会、セヴラック協会会員。
春日 保人 バリトン
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院古楽科修了。モンテヴェルディ《オルフェオ》《ウリッセの帰還》、モーツァルト《フィガロ の結婚》、フィリドールの音楽舞踏喜劇《太ったカトスの結婚》の各タイトルロール役を演じ好評を博す。ヘンデル没後250年記 念公演では「ブリリアントな美声」「深く奥行きのある声」と高く評価されるなどバロック・オペラ分野での活躍の他、バッハ作 品の各バスやイエス役、シャルパンティエの宗教作品などの出演も多い。また上海では、ベートーヴェン《第九交響曲》のソリス トとして上海交響楽団と共演、また信時潔の交声曲《海道東征》、安藤由布樹カンタータ《この灯は永遠に》青年達雄役、ヌオ ヴォ・ヴィルトゥオーゾ主催の新作オペラ《RAMPO2011》明智小五郎役にて出演するなど中世から現代までそのレパートリーは広 い。主宰するアンサンブル「ソナール・カンタンド」が、イタリア「ブレーシャ国際古楽音楽祭」に招聘されるなど国内外で活躍 している。聖徳大学短期大学部准教授。